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三共土地建物について

南阪本一三 会長 × 樫本貞洋 社長 対談

お客さま第一の家づくりは、人づくりから~社員教育に力を入れて60年~

三共土地建物株式會社は、創業60年。お客さまに信頼される安心安全な家づくりは、人づくりがあってこそ。
60年続いてきた秘訣とこれからの展望について、南阪本一三会長と樫本貞洋社長が語り合いました。

家づくりは人づくりから

南阪本 一三
南阪本会長

弊社は、お客さま第一の基本理念の下、「安心」「安全」「健康」「環境」に留意し、設計からアフターフォローまで充実したサポートを行う“長期優良住宅”をご提供し、「施主さまと家族である」という気持ちで事業に取り組んでいます。

私たちの家は、他社に比べて少し高いと言われることがあります。そんな時は「いい仕事をします。いい材料を使います。アフターフォローもしっかりします。そして、いい人ばかりいます」とお答えしています。30年後を考えると決して高くないはずです。担当者がずっと変わらないということにも安心してもらえます。私どものお客さまは、8割がリピーターや口コミによるものです。何よりお客さまに信頼していただいた結果だと、ありがたく思います。

樫本 貞洋
樫本社長

同じ担当者がお客さまを長きにわたりフォローするサービスは、離職率が低いからこそできることです。社員が「ずっとこの会社で働きたい」と思ってくれる、そして、お客さまが「この人にずっと担当してほしい」と思ってくださる。つまり、家づくりで大切なのは、人づくりなのです。いい加減な人材に、素晴らしい技術も営業もご提供できません。弊社は社員教育には人一倍力を入れています。

社員教育のベースは、道徳教育

南阪本 一三
南阪本会長

60年にわたり会社を継続できたのは、昭和42年から導入したモラロジー教育のおかげです。モラロジー(Moralogy)は、道徳を表すラテン語のモーレスと、学を表すギリシャ語のロギアをもとにつくった新しい学術語で、日本語では道徳科学といい、廣池千九郎法学博士が創建しました。企業の永続には、人づくりが重要という考えです。モラロジー教育では、人間がよりよく生きるために大切な基本的なことを学びます。例えば「思いやりを持つ」「感謝する」「自立する」といったことです。

樫本 貞洋
樫本社長

私も新入社員の頃から、モラロジー教育の下、育てていただきました。入社したときには、家族が参加できる親睦会があったり、家庭訪問をしてもらって両親が喜んでくれたり、家族ぐるみの付き合いをしてくださって、うれしかったですね。

南阪本 一三
南阪本会長

全員参加で、中村前会長の家でご飯をいただいた後に勉強会をし、モラロジーの考え方を学んでいました。今も月に1回勉強会をしています。自分が成長するために必要な勉強だと思います。お客さまにも思いやりの心を持って接する社員が増えたように思います。

樫本 貞洋
樫本社長

会長の奥さんには挨拶の仕方など、いろいろなことを教えていただきました。ある時、膝をけがして正座ができず、立て膝をついて食事をしていると、「行儀が悪いわね」と注意されました。「痛くて正座ができないのです」と答えると、「それを先に言いなさい。先に言うことが相手に対する思いやりよ」と言われたことがありました。社員を家族の一員として大切に接していただいたことに感謝しています。

南阪本 一三
南阪本会長

社員の採用面接でも、モラロジーが社員教育の基本となっていることは事前に説明しています。入社後は新入社員の皆さんも、喜んで学んでくれています。

樫本 貞洋
樫本社長

南阪本会長は社員によく声を掛けてくださいますが、「無理をしないように」や「両親は元気か」、「相手が喜ぶことをしなさい」など、われわれが行き届かないところに気が付き、声掛けをされます。モラロジー精神が根付いておられる方は人間的な器の広さが違うなと、いつも感心しています。社員がお客さまの立場に立って物事を考えられるのも、会長の心づかいが浸透しているからだと思います。

道徳と経済の両立

南阪本 一三
南阪本会長

モラロジーで学んだことはたくさんありますが、「道徳と経済が一体であること(道徳経済一体思想)」は特に大事です。道経一体の経営では、事業の究極的な目的を人づくりに置き、自社の事業が社会の安定や発展に少しでも役立つようにと尽くすことであり、社会に積極的に貢献できる自立した人を育てることです。自分たちが儲かることばかり考えていては、会社は永続しないということです。このような教育の中で、誠実な社員を育てています。

樫本 貞洋
樫本社長

バブル景気の頃、新興住宅地の分譲地の値段が毎週どんどん値上がりしていくのを目の当たりにしました。「借金をしてでも土地を買っておいて儲ければいいのに」と内心思っていたのですが、中村前会長は「この状態は地に足がついたものではないな」とおっしゃったのです。三共土地建物は、堅実な商売しかしないのだと学びました。バブルが弾けた後、安易に儲けていた会社は大半が倒産し、その言葉の正しさを実感したものです。

「三方よし」以上を目指す

南阪本 一三
南阪本会長

中村前会長はよく「皆が喜ぶ方向に進んでいるか、よく考えなさい」とおっしゃっていました。皆が喜ぶ方向とは、売り手よし、買い手よし、世間よしのいわゆる「三方よし」の考え方です。施主様、社員、協力業者が皆喜ぶことをする。さらにはその幸せを周囲にまで広げていくことが大切なのです。

樫本 貞洋
樫本社長

協力業者の皆さんは、わが社にとって大切な存在です。だからこそ互いに適正な利益を得られるような関係を築いています。

南阪本 一三
南阪本会長

60社の協力業者さんが集まって、三共土地建物のキャッチフレーズ“Heart&Hand”にちなんだ、2Hツーエッチ会という団体を運営してくれているのも心強いですね。旅行やイベントなどを通じて親睦を深め、連携してくれているのは、頼もしい限りです。

樫本 貞洋
樫本社長

その他、地域社会に貢献する行事も行っています。バーベキュー大会の他、お客さま感謝祭、地元の祭りのお手伝いなど、さまざまなイベントの企画や参加を積極的に行っています。企業は地域の皆さまのご理解があってこそ成り立ちます。

「見える化」した情報とスピーディな営業対応の三共土地建物へ

樫本 貞洋
樫本社長

現代は情報化社会です。時代のニーズを受け止めながら、そこに訴求するように情報発信していくことが必要です。

昔は、家を建てるときには親の経験や考えをもとにしていたものですが、現在は住宅様式も多様化し、立地や工法、素材など選択の幅が広がりました。特に若い世代の方々はホームページを検索して情報を得るようになっています。今後は、私たちの強みや他社との違いを「見える化」し、迅速な情報発信と対応を進めなければ、時代についていけなくなるでしょう。そこでホームページをリニューアルし、お客さまにとって有益な情報を発信するとともに、奈良全域をはじめ近畿一円まで商圏を広げていきます。
同時に、技術の伝承にも力を入れる予定です。次世代の技術者を、自社で一から育てる環境をつくっていきます。
人づくりと情報発信、その両輪から、新しい三共土地建物をつくりあげていく決意です。

南阪本 一三
南阪本会長

これからもお客さまに信頼されるために、誠心誠意、責任を持って確実に仕事に取り組んでまいりましょう。また、樫本社長には、道経一体の考え方を受け継いでいただき、さらには次の代に引き継ぎ、100年以上続く老舗企業を目指してほしいと願います。

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